寝室(ベッドルーム) / 部屋別照明テクニック
寝室(ベッドルーム)における照明プラン
寝室(ベッドルーム)の照明は原則として「落ち着ける雰囲気」を作り出すことが重要です。寝室は通常、食後~就寝までの時間において最後の方に過ごす場所です。そのため、体を「眠りモード」に変えてくれる場所にしていくべきなのです。
そこで考えたいのは「ランプの色と明るさ」「その他利用時の利便性」の2点を考慮した照明プランを考えていきましょう。
ランプの色と明るさ
照明の色については原則として暖色系(色温度の低いランプ)を使うのが原則となります。適しているのが蛍光灯で言えば「電球色(L)」があげられます。また、明るさについては、できれば徐々に暗くなっていくようにすると体が「あーそろそろ眠る時間だなー。」と感じるようになり自然と眠くなり、寝つきが良くなるとされます。
部屋の照明構成を多灯式(複数の照明で照らす)にしておき、就寝時間が近づくにつれて暗くしていくなどの工夫ができると良いですね。
書斎などとして利用時の利便性も配慮する
だた、寝室を寝室としてのみ利用する場合は良いですが、寝室兼書斎として利用するご家庭も多いでしょう。こうした場合、書斎のように何らかの作業をする場合、電球色の灯りでは十分な明るさを得られなかったり、集中できない場合があります。(色温度が低い光はリラックスさせるかわりに集中力を下げる働きがあります)
そのため、デスクなどには昼光色(D)、昼白色(N)などの色温度の高い色をつかったデスクスタンドライトなどを使うようにして対応しましょう。