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三波長蛍光灯とは

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三波長蛍光灯のしくみと性能

三波長蛍光灯は、通常の蛍光灯に特殊な素材(希土類蛍光体)という成分を混ぜた蛍光灯です。この成分により色の見え方がより自然に近くなります。例えば、直管蛍光灯において「FLR40SD/M」の演色性(平均演色評価数:Ra)が74となっているのに対して、同製品の三波長タイプである「FLR40S・EX-D/M/36」の演色性(平均演色評価数:Ra)は84と大幅に向上しています。

ちなみに「演色性」とは何か?ということについては用語集「演色性とは」で説明をしていますので、そちらを参考にしてください。

また、その他の違いとして、上記の型番を見ていただくとわかるように「FLR40SD/M」と「FLR40S・EX-D/M/36」を比較すると、前者の消費電力は40W、後者の消費電力は36Wとおよそ10%の省エネになっていることも分かるかと思います。
これは三波長蛍光灯はそうでないものと比べて、演色性が高いことから、より明るく感じることができるので、消費電力を落としても変わらない明るさを実現できるというメリットがあります。

対して、三波長蛍光灯のデメリットはその価格差です。販売サイトによると、
・FLR40SD/M:259円(1本あたり)
・FLR40S・EX-D/M/36:625円(1本あたり)
というようになっており、2倍以上の価格差があることになります。

 

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